『硫黄島からの手紙』オリジナル・サウンドトラック / サントラ
『硫黄島からの手紙』(Letters from Iwo Jima)は、2006年の映画作品。『父親たちの星条旗』に続く、硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」の日本側視点の作品である。原案となっているのは梯久美子による『散るぞ悲しき』。監督やスタッフは『父親たちの星条旗』と同じくクリント・イーストウッドらがそのまま手掛けた。当初のタイトルは『Red Sun, Black Sand』。ワールドプレミアは2006年11月15日に日本武道館で行なわれた。
硫黄島でアメリカ兵と死闘を繰り広げた栗林忠道中将指揮による日本軍と祖国に残された家族らが描かれる。ストーリーはタイトルとなっている栗林中将が家族へと向けた手紙を基に展開される。
監督は当初、日本人を起用する方向だったが、前作『父親たちの星条旗』を撮影中にイーストウッド本人が、資料を集める際に日本軍兵士もアメリカ側の兵士と変わらないと云う事が解り、自らでメガホンを取る意志を固めたという。東京都庁の許可により史上初の硫黄島ロケが1日だけと云う約束で敢行された。
日本では、2006年10月28日に公開された『父親たちの星条旗』に続き、同年12月9日より劇場公開がスタートする。アメリカ製作映画がアメリカより先に日本で公開されるのは異例の措置である。アメリカ国内での公開は映画賞レース等の兼ね合いもあり紆余曲折したが、2006年内に公開される事が決定され、12月20日よりニューヨークやロサンゼルスで限定公開され、翌年の1月からアメリカ全土に拡大公開されることになった。公開時期の変更に付いては、関係者や批評家・記者向けの試写の評判が良かったためだと言うことである[1]。また、この措置により『父親たちの星条旗』と共に第79回アカデミー賞の対象作となる。
日本人兵士の視点から観た「硫黄島の戦い」をテーマとしているので、キャストは日本人側俳優を起用しており、アメリカ人監督&ハリウッド映画スタッフによる映画でありながら、全編日本側俳優&日本語による撮影が行われている。(それ以前のハリウッド映画では、生粋の日本人と云う設定でありながら英語を流暢に話すと云う不自然な手法が取られていた事が多い)アメリカ公開の際には字幕あるいは吹替えと云う形で公開されると考えられる。
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